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2004.02.11

印象派のアトリエ舟

 日本橋三越に、印象派の巨匠ピサロ展を見に行く。
 鑑賞に気合の必要な、鬼気迫る作品もなく、まずは気軽に見ることができた。
 気軽に楽しむことを主眼にするなら、印象派を選んで○だろうな。
 今回の展示の中だったら、色が明るくてきれいな、リュドヴィック・ピエットの作品あたりがいい。

 しかし、アトリエ舟というのは素敵な発想だなあ。アトリエ舟にカンバスを立てて描いている印象派の画家の姿は簡単に思い浮かべることができる。十分に魅力的だと思う。
 実物大のアトリエ舟を見て、日本の川に浮かべても違和感なし、と思った。
 絵は描けないので、風景を求めて舟で移動しながら俳句だの短歌だの詩だのに興じるなんていうのは?
 そうか、蓑をつけた人が乗っていたら、なんのことはない、俳画の世界。
 あたりが雄大な山水であれば、漢詩や水墨画の世界。
 もしや、アトリエ舟という発想にも、東洋の影響があったとか?


    舟上にカンバス立てて春求む   翠風


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