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2004.04.29

花のある喜び

 朝起きて、花瓶を見る。そこに花のある喜び。
 外を見て、そこに花のある喜び。
 外から帰る。ささやかな場所に緑があり、花のある喜び。

 声をかける。

「おはよう」と「いってきます」と「ただいま」と、「おやすみ」。
「いい天気だね」と「暑いね」と、「水は足りてる?」。

 それで、言葉は思いに足りている?

 ささやかなせいいっぱいや、風に吹かれる自由や、世界の片隅で懸命に生きることや、どんなに小さくても形さまざまでも命が輝く瞬間を持っていることをささやき続けている。
 花のある喜びは、存在そのものを受けとめてくれる命が身近にあるということでもある。

 ありがとう。
 だから、ただ、言葉を。

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