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2004.08.26

一色に染まる怖さ

 ここしばらく、テレビも何もかも、オリンピックばかりだった。他の話題はどこへいってしまったのだろうと思えるほど、まるで感染したようにオリンピックに染められているのが、こわい。
 右へ習え体質とでもいうのかな。ニュースはしばしばそうだ。曽我さんのときも、それ一色になっていた。
 ただひとつの価値観であるかのように、そればかりを露出させれば、多くの人は容易に、それを自分の価値観であるかのように錯覚するだろう。
 戦前の教科書に、やたらと日の丸を登場させたのに近くないだろうか? これに恐ろしさを感じられるだけの神経は忘れるまい。楽しむは楽しみながらも。

 それにしても、今年の夏は暑すぎた。はからずも長期に寝込む羽目になり、ものごとの滞ること滞ること。体力のなさが、仕事や生活に、これほど影響するとは。
 健康あってだなあ。

 オリンピックに出ている多くは、健康で笑顔でいられる人たち。素敵だと思うけれど、では健康でない人は、それよりも価値が低いという考えはやはり、危険だと思う。

 一人一人を大切にする、価値の多様性こそ。

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