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2005.05.27

草むしりが遅い理由

 都会育ちのせいか、雑草を抜くときに躊躇します。抜けなければ、育てている草木にも影響が出るし、草ぼうぼうにしてはいけないのがわかっているのに…。こういう感傷は、野菜畑などで草と戦ってきた人たちにいわせると、手ぬるいようです。

 でも、仕方がないではないですか。
 がんばって生きている草を、その命のありようを一抜きで否定してしまうようで、どうしても心が痛むのです。

 躊躇し、しばし生命力に満ちた草のありように感歎し、小さな命をうたった一茶の句を思い出したりします。
 植えた種は大事にして、勝手に生えてきたものは大事にしないということについて、考えたりもします。

 でも最後には、抜かなくちゃと決心して、ようやく手を動かす。

 だからいつも、草むしりのときの私の時間は、とてもゆっくり流れています。
 草むしりをしていて出るため息は、大変だからではなくて、心苦しさから出てしまうものなのです。


   田植え花黙礼しつつの草むしり   翠風

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