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2006.01.22

東京の雪

 昨夜、くるぶしまで埋まるほどの雪が降った。
 めったに降らないだけに、いつもの風景が見慣れない景色に変わる楽しさに、雪国の人には申し訳ないけれど、それでも心浮かれてしまう。

 子供たちがはしゃいでいる。
 大人は足元に気をつけながら、なるべく出歩くまいとする。

 私は、どちらかというと、出歩きたくなる。

 今は、屋根につもった雪がとけて、ドン、ドンと音をたてて落ちるのを聞きながら、雪解けの山のことなど考えたりする。日常と非日常のあわい。


   傘に積む雪の結晶玉と化す   翠風

   変貌し雪に静まる街である   翠風

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2006.01.15

五糧液

 中国で最も有名なお酒のひとつに、五糧液というのがある。
 四川省のもので、アルコール度数52度。

 それを、飲む機会を得た。

 五糧液は、非常に高価だ。中国の物価を考えたら、庶民には信じられないような価格なのではないだろうか。
 そのせいか、偽物が多いとかで、透明なプラスチック容器に瓶ごと密封されて、シールで封緘されていた。
 シールだけではなく、さらに瓶の上には、開封したらもどらないプラスチック板がはめこまれていた。
 ここまでしないと安心できないほど、中身の入れ替えでも頻繁になされるのだろうか。

 それとも、開けるまでのプロセスのひとつひとつまで「特別」を演出して、楽しませようとしているのだろうか。

 瓶の口を開けたとたんに、部屋じゅうにいい香りがあふれて、驚いた。
 かすかに甘さはあるが、甘すぎない、高い、高い、透き通るような香りだ。それが、馥郁とあふれだした。

 高い度数ならではの、舌を刺激する感触も、痛いというよりやわらかみがあって、とにかく、口に鼻に全身に、広がる、香り。
 香りのあるお酒は、好き嫌いがあると思うけれど、もし機会があれば、是非飲んでみてほしいと思う。

 銘酒には、銘酒と呼ばれるようになるだけの訳があるのだ。

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2006.01.07

御屠蘇気分も7日まで?

 7日ともなると、だいぶお正月気分もぬける。
 しかしここで、連休が入って、また気分が休みになってしまう。

 それにしても、連日、雪のニュース。
 雪おろしは経験がないけれど、本当に大変そう。
 お手伝いできなくてごめんなさい。がんばってください。


   雪おろす姿に力む茶の間かな   翠風

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2006.01.05

晴れやかになりきれないお正月

 明けましておめでとうございます。

 ゆるりとお正月を過ごして、そろそろ仕事はじめ。とはいえ、まだまだお正月気分。
 でも、2006年のお正月は、すっかり晴れやかに迎えられたとは思えない。

 雪などで大変なところもたくさんあって、無事を祈らずにいられない。
 いつ何が起きるかはわからない。当たり前だけれど幸せな一年をみんなが過ごせますように。

 そして気がかりなのは、社会のこと。このままだと、改革の名のもとに、弱者切り捨てばかりして、貧富の差の大きい、希望の持てない、治安の悪い、とんでもない社会になりかねない。
 一部では小学校に通うにも補助を要する子供が4人に1人いる。一方では、巨大な開発費をかけてアメリカと兵器を共同開発? それがどちらも同じ日本の話だなんて。

 効率は少々悪くてもいい。人間が人間らしく生きられる社会になるように、願わずにいられないけれど、改悪にしか見えないこの『改革』を選んでいるのは、日本人自身なので、いいようのない不安を感じる。

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